上野駅不忍出口正面にある「レストラン じゅらく」。
1924年(大正13年)に神田須田町に創業した「須田町食堂」から始まり、洋食やホテル事業等、上野・神田を中心に展開してきました。
今年で創業96年になる「じゅらく」はファミリーレストランの先駆けとなり、上野の人々の胃袋を満たしてきました。
当時の子供たちにとっては、夢の国やテーマパークのようだったのではないでしょうか。
アメ横の入り口にあることから、地元の人から観光客にまで愛されているお店です。
新型コロナウイルス感染症予防もあり、店内は半個室となっていて安心してお食事ができるように配慮されています。
元祖ファミリーレストランと言われるだけあって、メニュー表もザ・ファミレスで親しみやすいです。
オムライス、ハンバーグ、ステーキ、選ぶのが楽しくなります。
看板メニューのオムライス(自家製トマトソース)980円(税別)。
オムライスは定番のトマトソースから、ハヤシソース、ビーフシチューオムライス、オムカレー等バリエーションが多いです。
昔から人気のトマトソースには自家製ケチャップを使用し、酸味のあるケッチャップとバターのきいた卵が相性が良く、スプーンが止まりません。
ふわとろ卵で子供からお年寄りに愛されている理由が分かります。
100年、200年と残していきたお店の一つです。