毎年、12月17日~12月19日の3日間に「浅草寺羽子板市」が開かれます。
今年も2022年12月17日(土)~2022年12月19日(月)に無事に開催されました。
その歳最後の市という意味の「歳の市」。
浅草寺羽子板市は浅草の年末の風物詩になっています。
最近は少なくなりましたが、羽根つきには邪気を払うという意味があり、昔はお正月に羽根つきをしていました。
厄除けや魔除けにいいとされ、女児の出産祝いに羽子板を送る習慣がありました。
また、景気を跳ね上げる商売繁盛の縁起物としてお店に飾られることもあります。
今年は天候が良く羽子板市日和となりました。
朝早いこともあり、この時間はまだ人がまばらですが、時間が経つにつれて人が集まってきます。
その場で購入することやお気に入りの羽子板の予約をすることもできます。
”変わり羽子板”はその年の話題の人物を題材としています。
ここでは、メジャーで大活躍したエンゼルスの大谷翔平選手が今年の漢字「戦」の隣に並んでいます。
その他にもイギリスのエリザベス女王・将棋棋士 藤井壮太五冠・ヤクルトスワローズ 村上宗隆選手・トップガン マーベリック トムクルーズ等が変わり羽子板の題材として選ばれました。
歌舞伎役者などの押し絵細工を施した羽子板はとてもキレイで下町らしいです。
舞妓の美しい羽子板には目を奪われます。
それと同時にその隣のキャラクターとの並びが面白いです。
来年の干支のウサギのリアルな細工はとても躍動感があります。
シンプルで購入しやすい価格の干支羽子板も人気です。
玄関や机の上に置いて楽しみたいです。
毎年1つずつ購入して干支を全種類集めるのも良いですね。
こちらは東京芸術大学と羽子板職人のコラボレーション展です。
東京藝術大学の学生がデザインをし、それをもとに羽子板職人が作ります。
斬新な羽子板が楽しませてくれます。
また、未来のデザイナーたちの作品が見られます。
細部までこっだわった押し絵細工の中には動かせる物もあり、とても楽しいです。
金額が貼ってある羽子板は購入することもできます。
お祭りと言えば出店。
羽子板市を楽しんだ後は食べ歩きなんていうのもお祭りらしくていいですね。
【浅草寺 歳の市・羽子板市】
開催場所:東京都台東区浅草2-3-1 浅草寺境内
時間:9:00~19:30
アクセス:銀座線「浅草」駅徒歩3分
都営浅草線「浅草」駅徒歩3分
東武スカイツリーライン「浅草」駅徒歩3分
つくばエクスプレス「浅草」駅徒歩4分
銀座線「田原町」駅徒歩8分
日比谷線「入谷」駅徒歩15分