株式会社メイワ・エステート
お部屋を借りる時に「保証会社へ加入してください。」と言われたことがあると思います。
近年、東京では”家賃保証会社”へ加入しないと借りれない物件がほとんどと言っても過言ではありません。
しかしよく理解せず、言われるがままに”保証会社”へ加入している人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな”保証会社”についてご説明していきます。
家賃保証会社とは?
家賃保証会社は一般的には”保証会社”と呼ばれています。
”保証会社”は、貸主と借主の両方にとってメリットのあるものです。
例えば、大家さんにとっては、借主さんに家賃を滞納されるととても困ります。そんな時に役に立つのが”保証会社”です。
万が一借主さんが家賃を滞納したとしても、”保証会社”が借主さんに代わって大家さんへ家賃を支払ってくれます。
”保証会社”に加入することで、大家さんにとっては一番困る家賃の滞納が無くなるのです。
”保証会社”は借主さんにとっても非常にメリットがあります。
部屋を借りるには「連帯保証人」が必要です。連帯保証人とは借主の責任を保証する人のことです。
家賃の滞納があれば、連帯保証人が借主に代わって家賃を支払います。
しかし、連帯保証人は誰でもいいわけではありません。
・収入のある人(正社員)
・65歳以下
・親族
などの決まりがあります。
高齢化社会、少子化の今、親や兄弟に「連帯保証人」になってもらいたくても
・定年していて収入がない
・収入はあるが65歳以上
・一人っ子の為、お願い出来る兄弟がいない
・兄弟はいるが不仲の為お願いできない
といったことは決して少なくありません。
では、「連帯保証人」がいない人はみんなお部屋が借りられないことになってしましますよね。そうならない為の”保証会社”です。
連帯保証人の代わりに第三者の”保証会社”が「保証人」になってくれることによって安心して気に入った物件を借りることができます。
借主さんにとっては保証人が不要になるメリットがあります。
家賃を滞納され、大家さんや管理会社から連帯保証人へ家賃の支払いを求めたけれど
・連帯保証人が高齢の為家賃を支払えない
・兄弟は自分のことでいっぱいで支払えない
ということも増えてきました。
そこで”保証会社”を利用することで、通常の保証人よりも確実性の高い”保証会社”への需要が増えているのです。
保証会社に加入するということは、保証会社の審査があります。
保証会社も極力立替払いは少ない方が良いです。「この借主さんは家賃を支払ってくれるだろうか?」「過去に家賃の滞納は無いだろうか?」などを判断します。
保証会社によっては収入証明証(源泉徴収)が必要になることもあります。
かつ、保証会社から本人確認の電話がかかることもあります。
そして、この本人確認の電話に出ないと審査ができないので、物件へお申し込みした時は知らない電話番号でも出ましょう。
”保証会社”が家賃を立替えてくれるからと言って安心してはいけません。
あくまで”保証会社”は大家さんに対して借主さんの為に家賃を立替えて支払っただけで、立替えた分の家賃は借主さんに請求します。
一時的に立替えただけなので、立替えた賃料が支払われないと、催促されます。
保証会社は立替払いがお仕事ですが、立替えた金額が徴収できないと倒産してしまいます。
東京では、連帯保証人を用意できても保証会社への加入が必須な物件は多いです。
それは、大家さんや管理会社が保証会社必須にしている所が多いからです。
保証会社によっても保証会社への加入の条件として保証人が必要な会社もあります。
家賃保証会社はたくさんあるので、物件によって変わってきます。
もちろん、連帯保証人が用意できたら、保証会社へ加入しなくてもいい物件もありますので、その都度事前に確認が必要です。
お部屋の契約金の請求書の中に保証会社の金額(初回保証委託料)も入っていることがほとんどです。
保証会社へは「初回保証委託料」と「更新料」の2種類があります。
「初回保証委託料」はその名の通り、最初に支払うお金です。
契約の時にだいたい、家賃の0.3ヶ月~1ヶ月分が必要です。
「更新料」は毎年、保証委託契約の更新料として、1万円~2万円、もしくは数%を支払います。
保証会社によって「初回保証委託料」や「更新料」は異なります。
保証会社のしくみは分かりにくいですよね。ご利用の不動産会社へお気軽にご確認ください。もちろん(株)メイワ・エステートでも丁寧に分かるまでご説明しますので、お気軽にお問い合わせください。