竜泉の住宅街に突如現れる近代建物。
入り口は一度通り過ぎてしましました(^-^;
コンパクトな3階建て。
フロアごとに中央から左右に展示部屋が分かれています。
下谷龍泉寺町(現在の台東区竜泉)に住んでいた当時は長屋に住んでいて、人力車のある左隣が樋口一葉のお家だったようです。
ここで一葉は母と妹と駄菓子屋を営んでいたようです。
一葉にまつわるものや一葉の年代別に説明が分かりやすく書かれています。
一葉は幼少期から頭が良く、成績優秀な女の子だったみたいですね。
このフロアは一葉が小説家としての基礎を身に着けた時代でもありました。
コロナ禍の為、展示を取りやめているものもところどころありました。
竜泉に住んでいた頃の街並みが再現されています。
一葉の時代背景がとても分かりやすくまとまっています。
一葉の代表作「たけくらべ」は下谷竜泉寺町時代の経験が活かされたみたいです。
下谷龍泉寺から本郷丸山福山町(現在の文京区西片)へ転居後は数々の作品を発表したみたいですが、突如一葉は病にむしばまれ、24歳という若さで亡くなりました。
3Fには一葉の作品を舞台化したものや一葉直筆ものや当時の雑誌を展示しています。
ここでは明治時代の雑誌の技術に驚きました(@_@)
しっかりとした冊子で色鮮やかなことに感心しました。
1F受付横にあるこの冊子は樋口一葉を分かりやすくまとめていて初心者にはとてもおすすめです。
歴史上の人物をほんの少しだけ身近に感じることができました。
台東区にこのような施設があることがとても嬉しいです。
入館料が300円という安さにも親近感を覚えます(#^^#)
【台東区立 一葉記念館】
<住所>
東京都台東区竜泉3-18-4
<電話>
03-3873-0004
<営業時間>
9:00~16:30
<定休日>
月曜日
<アクセス>
日比谷線「三ノ輪駅」徒歩6分
つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩15分
日比谷線「南千住駅」徒歩15分
常磐線「南千住駅」徒歩15分