東京23区の一つ「台東区」。
そして23区の中で一番面積が小さいのが「台東区」。
しかし、そんな台東区の人口が42年ぶりに20万人を超えました!
新たな住民が増加した台東区の魅力はどこにあるのでしょう。
昭和22年3月15日に地方自治法が改正され、同年8月から23区制が発足しました。
これにより当時の”下谷区”と”浅草区”が合併して「台東区」が誕生しました。
そして、2017年に台東区発足70周年を迎えました。
台東区の「台」は上野の高台を意味し、「東」は上野台の東に位置する浅草を意味しています。
昔の人は「ダイトウク」と呼んでいますが、正確には濁らず「タイトウク」と発音します。
台東区の木は「さくら」、花は「あさがお」です。
「さくら」は、台東区は上野・谷中・隅田川の桜が有名なので、区の木は「さくら」となっています。
この3か所の桜は毎年たくさんの人に愛されています。
「あさがお」は、江戸の昔から下谷・御徒町周辺で多く栽培されていました。
毎年7月6日・7日・8日には入谷鬼子母神で「朝顔まつり」が開催されています。
台東区にはたくさんの神社仏閣があり、毎年5月の「下谷神社大祭」をかわきりに毎週どこかの神社でお祭りが開催されています。
全国的に有名なお祭りと言えば浅草神社の「三社祭」。
都内・外からたくさんの人が三社祭に訪れます。
台東区はお祭り好きににはたまらない地域で、お神輿を担ぐために台東区にお引越しをする人もいるくらいです。
台東区には、上野公園、上野動物園、アメ横、浅草寺、仲見世通り等の観光名所がたくさんあります。
近年台東区は観光名所を訪れる観光客で大変賑わっていますが、台東区の観光名所は台東区民が訪れても楽しめる場所ばかり。
台東区民は観光局と上手く共存しています。
台東区には「JR上野駅」があることで、さまざまな所へのアクセスがとても便利です。
これほどまでにたくさんの路線が乗り入れている区はそんなに多くありません。
そして下町ならではの暖かさがここにはあります。
人同士の距離が近く、すぐに溶け込めるのも下町の良さです。
活気ある街、上野・御徒町・浅草がある台東区。
それぞれの街の雰囲気が違い、同じ区にいながら違う地域に来ているという気分を味わえます。
台東区では将来像として「世界に輝く ひと まち たいとう」を掲げています。
今後も「ひと」、「まち」で活気があふれる台東区を期待しています。